2019/08/20
アメリカといえばEdTech(エドテック)の先進国として注目されています。
EdTechとは、テクノロジーの力で教育にイノベーションを起こすムーブメントのこと。
中でもEducation(教育)とTechnology(技術)をかけあわせた言葉がEdTechなのです。
マイクロソフト社の創立者ビル・ゲイツも「5年以内に最上の教育がWebからもたらされるようになる」との言葉を残しています。
さらに、アメリカでは未来の産業競争力低下への懸念から、STEAM教育と、教育現場でのEdTech振興を明確な国家戦略としています。
STEAM教育については、ハイテク企業や先端技術研究所が提供する実践的なSTEAMプログラムが多数生まれています。
例えば、
■NASAチームと一緒に宇宙探査機のミニモデルを設計するプログラム(NASAが提供)
■地域での風力発電量を調査し、3Dプリンターでオリジナルミニ風車を作成するプログラム(xyzprinting社が提供)
■ハッカーからの攻撃に耐えられるHACK A BOXプログラム(ボーイング社が提供)
などがあり、子どもたちがより実践的かつ最先端の問いに取り組める環境も増えてきています。知識を活用して何かを創る創造性、批判的思考力、課題解決能力、コラボレーション能力、失敗から学ぶマインドといった非認知能力などを重視した教育であると言えるでしょう。
このような学校教育を行うことは、これからのトレンドなのかもしれません。